歯並びチェックしてみませんか?
- 2018年05月30日
みなさんこんにちは。
今回は歯並びの種類を説明していきます。
パッと見わかりにくいけれど、実は悪い歯並び。
ということはよくあります。
一つずつ解説していきますね。
1.下顎前突
この歯並びは見るとすぐにわかります。
「受け口」と呼ばれる下顎が上顎より前に出ている状態です。
受け口改善は3歳ぐらいから早期のマウスピース治療でかなり改善が見込まれます。
成人までこのままだと骨格的なトラブルが出てくることがありますので、極力早い段階での治療がおすすめです。
2.上顎前突
次は「出っ歯」と呼ばれるものです。
上の歯が出てる感じがする。だいたい大人の歯が出てくる6歳前後で出てくるトラブルです。
この歯並びは常々お伝えしている
「歯並びが悪くなる癖」
が非常に関係しています。
歯が並ぶのは当然として、小児矯正でその癖を取り除くことが矯正治療としてゴールだと考えています。
3.叢生(そうせい)
これはイラストを見るとわかる様に
「ガタガタ」の歯並びです。
原因はやはり「歯並びが悪くなる癖」が影響しています。
小学校高学年くらいでこの様な状況が確認できた場合は、成人矯正になる可能性が非常に高いです。
叢生(そうせい)にならない様に、より低学年の頃からの経過観察、早期治療によって成人矯正を避けることは可能です。
4.開咬
これは奥歯で噛み締めた時に前歯に隙間ができる状態です。
指しゃぶりや舌を前に押し出す「癖」
があると2歳頃から確認できます。
指しゃぶりの場合は5歳くらいで落ち着くことが多いので、それまで様子を見ることもあります。
何れにしても小学校低学年でもこの状況が続く場合は悪い癖を治す小児矯正治療が必要になります。
5.過蓋咬合(かがいこうごう)
この歯並びは、一見悪くない様に見えます。
ですのでこの歯並びの方は非常に多いです。
上の前歯が下の前歯に被ってが見えないだけの様に見えませんか?
実はこれが大問題です。
この過蓋咬合は奥歯の歯並びが悪くなることが非常に多いです!
奥歯の歯並びなんて見えないからどうでも良いと思っていませんか?
それはよくないんです!
結果として
歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなる。
顎に負担がかかり、顎関節症になりやすくなる。
つまり
見た目以上に、虫歯や歯周病、顎が痛い
食べることに直結する症状を引き起こします。
わかりにくい歯並びなので、ぜひ歯科医院への受診をおすすめします。
どうでしょうか?
色んな歯並びがあり、また歯並びは見た目以上に痛みなどの症状も引き起こします。
せんじゅ歯科・こども歯科では矯正相談も随時おこなっていますので、ご連絡をお待ちしています。