kids

こどもの治療について

こどもの治療について

こどもの治療で特に重要なことは
「こどもが歯医者嫌いにならないこと」です。

その為、大人の気持ちより子供の気持ちを大切にする治療を心がけます。

時間や回数がかかることがありますが、こどもの一生を考えた上で
「歯科医院は怖くない」ことをわかってもらうように治療を進めていきます。

FLOW

こどもの治療の流れ

step1

まずは場所と人に慣れてもらうことからはじめます

初めて訪れる歯科医院に、多くの子供は不安を抱きます。

知らない場所に来て、知らない人に会うのですから、不安でいっぱいなのは当然のことです。

まずは場所と人に慣れることから始めます。

こどもが一人で診察台に!

もし虫歯があっても、痛くないのであれば、治療は先送りです。

早く虫歯を治したいという思いになりますが、ここで無理に治療すると歯医者嫌いになってしまいます。

まず、こどもが一人で診療台に座ることから始めます。

step2

step3

診療で使う道具をご紹介します

次に歯科診療のよく使う道具、照明ライト、手鏡など、子供にとっては初めて見る訳の分からない道具ですので、ひとつずつ楽しい雰囲気で紹介します。

段階を踏んでステップアップ!

歯科の道具に対して子供が抵抗を示さないようになったら、歯ブラシによるブラッシング、機械をつかってブラッシング、フッ素塗布といった段階を踏んでいきます。

step4

step5

いよいよ歯科診療!

ようやく高度な歯科診療にチャレンジしていきます。

子どもを歯科嫌いにさせないためのポイント

子供が治療の必要性を理解し協力してくれることは、大人よりも時間がかかるのは当然のことです。

こどもはこどものペースで頑張って治療を受けようとしていることを理解し、褒めてあげてください。

保護者の方と歯科医院の連携プレー

保護者と私たちが一致した意見で子供と接することが大切です。食い違いがあると子供は不安に感じます。不安があると少しのことでもマイナスに捉えて、不安→怖い→嫌い と、なりかねません。

来院前に「今日は痛くないから行こうよ」など、嘘になるものは使わないようにしてください。

診療後はたくさん褒めて達成感を

治療を受けることは、大人でも抵抗を感じる方もいます。子供だったらなおさらです。

しかし何とか少しずつでもがんばって治療したら、たとえ泣いて十分な治療ができなかったとしても、できたことをみんなで褒めます。

子供に達成感を味わってもらうことが目的で、次に繋がりやすくします。期待通りに行かないと、「なんで出来ないの」と子供に怒りたくなることもあるかもしれません。

しかし子供なりに出来る範囲で頑張っているのであれば、認めて褒めましょう。満足気な笑顔で終われば、大成功です。

家庭での歯磨きタイムは楽しく

なかなか口を開いてくれない子供がいます。そのような子供の多くは、家庭でも思うように歯磨きが出来ないと聞きます。

最も身近で最も信頼している家族の方に口を開けないのであれば、よく知らない歯科医師や歯科衛生士に快く口を開けないのは当然です。まずはお家での歯磨きタイムを、楽しい雰囲気になるようにしましょう。

  • 好きなキャラクターの歯ブラシを使う
  • 日替わりで味の違う歯磨き剤を使う
  • 歯磨きカレンダーにシールを貼る

子供の興味に合わせた工夫をします。毎日の歯磨きにおいても褒めて達成感を味合わせると、歯科医院においてもすこしずつに協力的になることが期待できます。

こどもの予防歯科について

本当は虫歯をこれ以上つくらないことが一番大切です。

近年、病気になってから治療するのではないという考えが主流となっています。

生活習慣に気をつけて、定期検診によって早期発見・早期治療ができることは、
身体的・経済的な負担が最小限になります。(これは大人の方も一緒です)

子供の時から定期的に歯科を受診できたら、一生自分の歯で食事ができる可能性がとても高くなります。

そういった意味でも保護者の方の協力はとても大切なものとなります。

当院では清潔で明るく、キッズスペースや絵本やおもちゃの設置など、子供が好む医院づくりも大切にしています。