子供の歯の着色、変色について
- 2018年06月08日
みなさんお元気ですか?
今日は子供の歯の色についてです。
着色には色々な原因があります。
お子様の状況によって対処方法が変わりますので、参考にしてください!
①ステイン
飲み物でつく着色です。一度つくとなかなか歯磨きだけでは取れません。
ウーロン茶や麦茶、チョコレート、ココアなど色がつきそうだと思う食べ物で色がつくことが多いです。
歯科医院でクリーニングすればすぐに着色は落ちます。
食べ物や飲み物でつく着色は
歯の内側
につくことが多いです。
②歯石
お子様でも歯石がつくことがあります。歯石が歯に付着すると、歯の表面がザラザラした感じに見えます。
また歯だけでなく、歯茎も腫れて歯磨きで出血するようになるので、より汚く見えたり、口臭もでてきます。
歯肉炎と呼ばれる状態になるとお口の中に色々な変化が出てくるのでご注意ください。
子供の歯肉炎の主な原因は磨き残しです。
歯医者でお子さんの歯磨きの説明を受け、歯石取りをすることで歯がきれいになります。
③むし歯や治療後の詰め物の変色
むし歯はまずペンキの白のように真っ白になり、そこから徐々に茶色になり、黒くなっていきます。
虫歯で穴があいてしまうとその影ができてくるのでより黒く見えてきます。
治療を受けた歯の詰め物の縁も汚れがたまりやすいので変色してきます。
こうなると虫歯の治療と詰め物のやり直しで変色を改善することができます。
④事故やこけたり、強く打った歯
歯を何らかの原因で強く打撲すると歯の神経が死んでしまうことがあります。
そうなると歯の中の血流が止まり歯が赤紫〜茶色に変色してきます。
変色の改善方法は歯の内側からのホワイトニングになりますが、乳歯の場合は生え変わるので変色のみで問題なければそのまま経過観察にする場合もあります。
⑤口がいつも空いている、口呼吸
口がいつも空いていると、口の中が乾燥します。
口が乾燥すると歯に着色がみられるようなります。
全体的に薄茶色になり、特に
前歯の外側に集中します。
これは唾液による洗い流す効果が弱くなるためです。
歯並びが悪くて口が閉じられないなどの原因があります。
改善方法は、歯列の矯正治療、口呼吸の改善が必要です。
どうでしたか?
子供の歯に起こる主な着色の原因を挙げてみました。
気になることがあればなるべく早めに歯科医院の受診をオススメします。
それでは今回はここまでです。
せんじゅ歯科・こども歯科では子供の矯正治療を得意としています。
適応年齢は
小学校高学年までの生え変わりが途中のお子様までになります。
無料矯正相談も随時行なっていますので、連絡をお待ちしています。
また2018年6月からネット予約を再開致しましたので、こちらからのご予約もお待ちしています。